一年を振り返って
0歳児がみのり保育園に入園して1年が経とうとしています。
今月はこの1年間の成長を振り返ってみたいと思います。




靴下を履く、チャックの上げ下げ、帽子を被る、ズボンを履くなど身支度が自分でできるようになりました。
ズボンを履くときは掛け声をかけて「いちにのさん!」のさんで上まであげるのですが、しっかり履けて先生に褒められるとみんな誇らしげな表情を見せてくれます。


おむつをかごから出して持ってくる、靴下を脱いで自分のマークのところへ入れるなど物の位置を覚える、作業の流れをつかんで行動することができるようになりました。
上の学年の子は下の学年の子の位置も覚えているようで、下の子が迷ったり間違えて入れてしまったりしたときは教えてあげる、そんな姿も見られるようになりました。

おやつの後片付けも使ったコップとお皿を持って1か所にまとめてくれるようになりました。

朝や帰りのあいさつで何をしているのか分からなかった子も上の学年の子たちのあいさつや様子を見ているうちに、仕草や言葉を真似する様になってきました。
入園したばかりの頃は歩けなかった子が少しずつ歩けるようになり、先生のお話も理解することが増えたことでできることがたくさん増えました。
また学年を超えた保育の中で自分だけでなく周りの子に対しても目が向けられるようになり、その子みたいにやってみたいという憧れが成長のきっかけになったと感じることがとても多かった様に思います。
時間が迫っているときはこちらでやってしまいたくなる時もありますが、その気持ちをぐっと抑え、子どもたちのやりたいという気持ちを大切に、自分でやって満足感を得られるまで待つことを心がけています。
できたことを共に喜び、褒めることで次の成長につながります。
これからも手助けが必要なことと子どもたちの自立に向けた見守りの両方を大切に子どもたちの成長を育む保育を続けていこうと思います。
バレンタイン制作


ハートをかかえたくまさんのバレンタインモチーフを制作しました。
0歳児はハートの部分に指スタンプで模様をつけ、1歳児はクレヨンでお絵描きをしました。


2歳児はハートに空けられた穴に紐を通して模様を作りました。
一度紐を通して成功すると達成感があったみたいで、その後も黙々と作業に没頭していました。
懇談会と保育参観
今年度最後の懇談会と保育参観を行いました。
0、1歳児のクラスではお昼寝の間に保護者の方々と懇談会を行い、この1年で成長したことをお話ししました。
また保護者からは座って食べてくれない、寝かしつけをしてもなかなか寝てくれない、寝ているときに髪を引っ張られるなどお家での困りごとをお話してもらい、他のご家庭ではどの様に対応しているかなど情報共有の場として話し合っていただきました。

2歳児は卒園間近とあり、親子で一緒に楽しめる立体パズルの制作をしてもらいました。
親子で制作なのでいつも保育で行っている制作より難易度は高めでしたが、お父さんお母さんとおしゃべりをしながら長い時間をかけて夢中で作っていました。親子で協力しながら作る様子もお家での雰囲気が伝わってくるようで私たちも温かい気持ちになりました。
おひな様制作


マーブリングの技法を使っておひな様を制作しました。
0歳児にとっては初めてマーブリングだったので、着色したお水に紙を浸すとめくったときに反転して色が着くことにとても感激した様子でした。おひなさまとおだいりさま用に2枚作りましたが、もっとやりたかったようです。また機会があったらやりましょうね。


1歳児もマーブリング、お顔の部分はシールを貼りました。
模様を自分で操作するように竹串でたくさん回して工夫しながら作りました。


2歳児もマーブリングに加えてお顔は自分たちで描きました。
マーブリングは何度か経験がある2歳児、水の流れを見ながら模様を誘導するなど自分で考えて工夫しながら作りました。

制作したおひなさまをお部屋の壁に飾りました。
同じ色でマーブリングしても模様の出方で雰囲気もずいぶん変わります。
優しい色のおひな様のおかげでお部屋もぐっと華やかさが増しました。
春ももう近くまで来ています。

